
息子さんが作っている左官作品
はくれん舎の東側の通路にも使用
します。
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小田原の人なら誰でも知ってる神社や仏閣を手がける
長田左官工業さんは4代続く湯河原の左官屋さんです。
小田原の人ならよく知っている小田原城の銅門(あかがねもん)、小田原七福神ひとつ鳳巣院などの神社仏閣や
北海道の松前城(北海道指定有形文化財)などの仕事に携わってきました。文化庁の仕事なんてすごいですね、
とお聞きしたところ、「文化庁の仕事はね、やっぱね、勉強しながらですよ。どっちかというとそっちの方が
主体でお寺さんとか蔵ね。ボリュームがあるから面白いんだよ仕事が。何回も塗り重ねなくちゃできないからね」
「昔の工法だから、昔の先人達は大したもんだよねえ、ちゃんとやってる。理にかなってるんだよね」
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旅館の玄関前工事
湯河原の旅館の壁をよく修理しに
行ってるそうです。
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理屈抜きに気持ち良いと言える家
湯河原にある長田左官工業の社屋には、左官ギャラリーが併設されており見学させてもらったところ、
様々な左官の技巧が紹介展示してありました。左官ギャラリーに展示してある茶室に「涼しくて気持ちがいい」
と子どもが入ったまま出てこないのを見て、理屈抜きに自然に気持ち良いと言える家、そんな昔ながらの家づ
くりを長田左官工業さんは伝統と挑戦という二つの気持ちをもって作られているのだな、と思いました。
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左官ギャラリーにある作品
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苦労や経験なくして夢は実現できない
そんな長田左官工業さんは長田喜八社長とその息子さん、そして職人さんたちを率いて、あしがら職人(つくりて)の会
を小田原の職人さん達と結成し、人の身体にやさいしい環境共生住宅を作っています。
そんな長田左官工業さんも、社長の長田さんのお父さんの代で一度廃業しかかったことがあるそうで、
「うちの親父が具合悪くなっちゃってね、3、4年仕事ができなかった。お得意さんが残っていたから自分で修行しながらで、
そのときはもうほとんど職人さんもいなくて。ひとりでやってたねえ」「夢があったからね。また左官屋を立ち上げてやるんだって」
「当時は意地もあったからできたんだと思う。人間なんでも経験とか苦労とかをしないと足腰がしっかりつかないよね」
「せがれにも言うけどね、2代目は2倍苦労しろって言うよね。そのぐらいじゃないと勤まらないよっていう意味なんだろうね。
若い人には嫌がられちゃうんだろうけど(笑)」明るくご自分のことを語ってくれた長田さんですが、
「苦労や経験なくして夢は実現できない」苦労されてきた人だからこそ語れる言葉には深いものがありました。
これから夢を実現したい若い人にこそ長田さんの言葉は響くのでは。と、深く感銘を受けました。
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